大東そば(いちごいちえ)
2020年10月に沖縄県 南大東島(南大東村)に訪問しました。
南大東島は、サトウキビ農業で有名な島ですが、料理面では島近海でとれる鮮魚はもちろんながら、「大東寿司」や「大東そば」が有名です。
今回は、南大東島にある「大東そば いちごいちえ」さんでおいしい大東寿司と
大東そばを味わってきました。
この記事の構成
・大東寿司、大東そばとは
・「いちごいちえ」さんの大東寿司と大東そば
・南大東島への移動方法
大東寿司、大東そばとは
大東寿司と大東そばは、沖縄県 南大東村発祥の料理です。
大東寿司は、サワラやカジキ、マグロを漬けにしたものを、握り寿司にしたものでみなさんが普段食べる一般的な握り寿司と異なる点は、酢飯(シャリ)に新米を用いるところだと思います。
これは、粘りとモチモチ感を出すためだと、島の方から伺いました。
一般的な握り寿司のシャリが粘りを出さないために新米を避けるのと真逆なのが面白いですね。
大東そばは、「沖縄そば」カテゴリーの一種で、最大の特徴は麺にあります。
モチモチとした太麺に強め縮れを加えていて、スープによく絡みます。
沖縄そばと○○そばの違いについては、下の記事をご覧ください。
匹田事務所 沖縄そばについて
http://hikitakomori.com/2020/11/12/60/
いちごいちえさんの大東寿司と大東そば
大東寿司と大東そばセット
税込1,000円
まずは、画像の大東そばを見てください。
麺が太く縮れていることがお判りいただけますか?
これだけの太麺は沖縄そばカテゴリの中では唯一と言って良いとおもいます。
スープは、豚と鰹のバランスがすばらしく、とても美味しく仕上がっていました。具は、標準的な「かまぼこ、豚三枚肉、豚腕肉」いわゆる「沖縄そば」トッピングでした。
大東寿司はシャリ、ネタ両方ともモチモチの食感で、漬け具合もちょうどよく
シャリの酸味も大東そばの味を邪魔することなく、セットメニューの大東寿司としてよくできているなと感じました。
南大東島への移動方法
南大東島は沖縄本島から東方向に約400km
移動手段は飛行機(RAC)又はフェリー(大東海運)の二種類で
いずれも、那覇市内から出発します。
主な移動手段は飛行機ですが、船を選択 される場合は約15時間かかります。
また、南大東島に上陸(下船)する際も、通常ではない方法ですので、色々と覚悟が必要です。
最後に
南大東島は、タクシーやバスがありません。
宿泊するホテル等の送迎がメインの移動手段になります。
また、非常に台風によくあたる島でもあります。台風が接近すると、船も飛行機も結構するので、台風シーズンに訪問する際は、スケジュールに余裕をもつことをお勧めします。