沖縄そばについて

匹田事務所への訪問ありがとうございます。
当ブログに『沖縄そば』カテゴリを作成するにあたり、沖縄そばをあまりご存知ない方もいらっしゃるかと思いますので、沖縄そばについて説明記事を掲載します。

『沖縄そば』とその他の『蕎麦』の違いについて


結論から言えば、「麺の材料が違う」の一言です。

日本全国、様々な『そば』がありますね。
打表的なものは蕎麦粉で打った『蕎麦』でしょうか。
蕎麦は蕎麦粉を主たる材料として、水や小麦粉を加えて作ります。

沖縄そばは、小麦粉を中心にカンスイや塩で作ります。
玉子を加える場合もあります。

原料を見てお気づきの方は、お察しのとおりですが
カンスイが使われていることからも、中華麺に近いことがわかります。
「そば」と名乗っていても、「蕎麦」ではないと言うことです。
この記事では「そば」と表記するものを蕎麦粉を使用しない麺を使用した料理
「蕎麦」と記載するものを、蕎麦粉を使用した料理としていますので、あらかじめご了承ください。

沖縄そばと沖縄県内の「○○そば」の違い

Q「沖縄そばの店に行くと、ソーキそばや三枚肉そばってメニューがあるけど
 沖縄そばとどう違うの?」
Q「八重山そばや宮古そばって沖縄そばじゃなないの?」

答えは、「全て沖縄そばです。」

蕎麦を例として上げます。
具を変えスープ(出汁)を変えたり、冷たいもの、熱いもの
それぞれ、○○蕎麦として扱っています。
また信州蕎麦や越前蕎麦のように、地域名を冠し「○○蕎麦といえば太切りでトッピングはこれ」と言ったような蕎麦もあります。

沖縄そばも同じように、豚のスペアリブをトッピングした「ソーキそば」をはじめとして、トッピングの違いにより多くの○○そばが存在します。
地域名を冠したものであれば、平麺が特徴の「泡瀬そば」、太麺でモチモチした食感が特徴の「大東そば」、丸麺でトッピングに特徴がある。「八重山そば」があります。


つまり、トッピングやそれぞれの地域で独自に発展したもの等
沖縄そばとしての色々なレシピ、メニューがありますが、ソーキそばも八重山そばも、全て沖縄そばというカテゴリの中のメニューの1つということです。

なお、沖縄生麺共同組合さんでは沖縄そばを次のとおり定義しています。
*沖縄製麺共同組合さんのページにリンクしています。
https://www.oki-soba.jp/about/teigi.html

このように「沖縄そば」というカテゴリの中には、様々な工夫を凝らし、地域の特色を活かしたメニューが多く存在しており、沖縄県内には、多くの沖縄そば製麺所があります。そして、それぞれに異なった特色があります。

店によってもスープの味や、ソーキの味付け、各種トッピングの工夫が異なります。ぜひ、色々な店を食べ歩き、自分好みの一杯を見つけてください。

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